仕事を辞めるべきか続けるべきか|辞めてよかった・後悔した・続けてよかった僕の判断基準

  • 「仕事を辞めたいけど、辞めて後悔したらどうしよう」
  • 「仕事を辞めるべきか続けるべきか、自分では決められない」

迷うのは、それだけ真剣に考えているからだと思う。

僕にも、仕事を辞めてよかったことが2回、辞めて後悔したことが1回、続けてよかったと思えたことが1回ある。

🦥 仕事を辞めるべきか続けるべきか迷う人へ(この記事の結論)

  • 最初に見るのは「体」と「安全」:眠れないほどの不調や聞いていない危険があるなら、点数より先に離れる準備をした方がいい
  • お金は「月」ではなく「年」で比べる:僕は月の手取りが5万円増えたのに、年では約35万円減っていた
  • 「この人のため」は続ける理由にしない:人は変わる。でも人から受けるダメージは見る
  • 辞める理由が「会社」か「自分」かを分ける:自分についてくる理由は、次の職場でも起きる
  • 最後に決めるのはあなた:迷ったらシミュレーターで点数にしてみて

これは「辞めろ」とも「続けろ」とも言うための記事ではない。

迷っている人が、自分で決められるように書いた。


ただ、この話には続きがある。

続けてよかったと思えた職場を、僕は最後に諭旨解雇で去っているのだ。

「続けてよかった」は、いつわかるのだろうか?

もくじ(タップで開閉) ▼

📋 僕が辞めた・続けた職場(この記事に出てくる体験)

金属加工 → 辞めた後悔した

決め手:他の仕事も見たい・給料が安いと思った・社長の態度・仕事の集中

今思うこと:年収は高かった。お金の面では後悔した

フォークリフト(係長がいた頃)→ 続けた続けてよかった

決め手:彼女と別れた時、係長が休ませてくれた

今思うこと:係長の役に立てた

フォークリフト(係長が変わったあと)→ 離れた辞めてよかった

決め手:狭くて危機感の低い現場。「この人のため」が薄れた(最後は諭旨解雇)

今思うこと:あのタイミングで離れてよかった

建設業(金物屋)→ 辞めた辞めてよかった

決め手:肌荒れで眠れない。現場はほとんど高所

今思うこと:事故を起こす前に辞めてよかった

第1章:仕事を辞めるべきか迷ったら、最初に見るのは「体」と「安全」

仕事を辞めるべきか続けるべきか迷った時、僕が一番先に見るのは体と安全だ。

お金や人間関係は、あとから取り戻せることがある。

でも、壊れた体や起きてしまった事故は、元に戻らないことがあるからだ。

◾️フォークリフトの現場は、いつ事故が起きてもおかしくなかった

建設業の1つ前に働いていたのは、フォークリフトに乗る仕事だった。

その現場は狭くて周りの危機感も低く、いつ事故を起こしてもおかしくないような環境だった。

精神的にもおかしくなっていたし、最後は諭旨解雇という形で離れることになる。


それでも、あのタイミングで辞めてよかったと今は思っている。

(ちなみにこの職場は、第3章で書く「続けてよかった」職場でもある)

◾️建設業は、肌が荒れて痒くて痛くて眠れなかった

次の建設業(手すりなどを取り付ける金物屋)では、4年くらい働いた。

肌が荒れて、痒くて痛くて眠れない夜があった。

しかも現場は、ほとんどが高い所での作業である。


寝不足のまま高い所に上がるのは、自分だけでなく周りの人にとっても危ない。

だから、事故を起こす前に辞めてよかったと思っている。


建設業で仕事中に亡くなった人は、令和6年で232人いる。

その前の年の内訳を見ると、223人のうち86人が墜落・転落で、原因の中で一番多かった。(厚生労働省「令和6年における労働災害発生状況」)

◾️安全の基準は「働く前に想像していたより危険かどうか」

危ない仕事だとわかったうえで選んで、誇りを持って働いている人もいる。

高い所での作業も、それ自体が悪いわけではない。

問題は、働く前に想像していた(説明されていた)よりも、危険なことをさせられている時だ。


僕が見るのは、次の3つである。

🦥 安全を見る3つのポイント

・安全の決まりが守られていない、守らなくていい空気がある

・ヒヤリとすることがあっても、何も変わらない

・体調が悪くても、危ない作業から外れられない

1つでも当てはまるなら、仕事を辞めるかどうかを考える前に、まず上の人に伝えた方がいい。

法律に違反している状態なら、労働基準監督署に申告することもできる。

申告したことを理由に、解雇などの不利益な扱いをすることは法律で禁止されている。(労働安全衛生法97条)

◾️眠れない日が続くなら、迷う前に休む

体と心も同じである。

眠れない日が続く、休みの日も仕事のことで頭がいっぱい、体の不調が仕事のせいだと思う。

そんな状態なら、仕事を辞めるか続けるかを決める前に、まず休んだ方がいい。


今の自分がどのくらい限界に近いかは、15問のチェックでも確かめられる。


第2章:仕事を辞めるべきか続けるべきか、お金は「月」ではなく「年」で比べる

次に見るのはお金だ。

僕が「辞めて後悔した」と言えるのは、お金の面だけである。

◾️金属加工の仕事を辞めた理由は4つあった

社会人になってすぐの仕事は、金属加工だった。

家から自転車で10分もかからない近さで、ボーナスは年3回あり、年収も意外とよかった。

それでも僕は辞めている。


当時は若くて、いろんな気持ちがあったのだ。

🦥 金属加工を辞めた4つの理由

・他の仕事も見てみたい

・自分は給料が安いんじゃないか

・社長がおじさん社員たちにキツく当たるのがムカつく

・自分に仕事が集中しすぎている

◾️月の手取りは5万円増えたのに、年では約35万円減っていた

金属加工の手取りは、月15万円くらいだった。

残業も休日出勤もなかったけど、退職前のボーナスは手取りで夏30万円・冬45万円・年度末20万円くらいあった。

辞めたあとは鳶を1週間だけやって(日当8,000円)、次に派遣で倉庫の仕事に入っている。

📋 金属加工と派遣の倉庫、手取りを年で比べると

項目金属加工派遣の倉庫
月の手取り約15万円(残業・休日出勤なし)約20万円(残業・休日出勤あり)
ボーナス(手取り)夏30万・冬45万・年度末20万円くらいなし(入社祝い金はあった)
年の手取り(目安)約275万円約240万円

📊 年の手取りで比べると(目安)

金属加工:約275万円

派遣の倉庫:約240万円(残業・休日出勤あり)

月の手取り×12か月ボーナス(手取り)

倉庫の手取りは月20万円くらいで、月で見れば5万円増えている。

だけど派遣ではボーナスをもらったことがなく、年で比べると約35万円減っていたのだ。

しかもこっちは、残業と休日出勤をしたうえでの20万円である。


社長は僕のことを「仕事ができる」と評価してくれていたらしい。

続けていれば、年収はもっと上がっていたと思う。


転職した人のうち、前の職場より給料が上がった人は40.5%、下がった人は29.4%いる。(厚生労働省「令和6年雇用動向調査」)

転職で給料が下がるのは、珍しいことではないのだ。

◾️辞めて4年後、元同僚の「夏のボーナス70万円」を聞いた

辞めて4年くらい経った頃、飲み屋でたまたま金属加工時代の同僚に会った。

その同僚が「夏のボーナス70万円だった」と言っているのを聞いた時は、「お金だけ考えると、続けていた方がよかったのかな?」と思った。


基本的に、僕は自分の選択に後悔しないようにしている。

それでもお金の面だけで言えば、後悔した。

ただ、辞めた時の理由は全部本物だったから、総合的には後悔していない。

◾️「給料が安いのでは?」は、同じ県・同じ年代と比べるとわかる

当時の僕は「給料が安いんじゃないか?」と思って辞めたけど、次の仕事と比べたら、金属加工の方が年収は高かった。

安いかどうかは、何と比べるかで変わる。


厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を見ると、都道府県・年齢・性別ごとに、毎月の給与と年間の賞与の平均がわかる。

ボーナス込みの年収で、同じ県・同じ年代の人と比べられるのだ。

第5章のシミュレーターでは、この数字を使って年収を比べている。


ただし平均は、年収の高い人に引っぱられて高めに出る。

少し下回っているくらいなら、珍しいことではない。


第3章:仕事を辞めるべきか迷っても、「この人のため」は続ける理由にしない

3つ目は人間関係だ。

ここだけは、ほかの項目と少し見方を変えている。

◾️彼女と別れて「働く意味がわからない」と思った時、係長が休ませてくれた

フォークリフトの仕事をしていた頃、僕は彼女と別れた。

彼女が人生の中心になっていたので、別れた途端に「働く意味がわからない」と思ってしまう。

そこで当時の係長に事情を説明して、「休ませてください」と頼んだ。


係長は、休ませてくれた。

その時の僕は、仕事を辞めようと思っていた。

それでも仕事を続けた結果、係長が昇進する役に少しは立てた気がしている。


僕が「続けてよかった」と思えたのは、この時だ。

◾️係長が変わって、「この人のためになりたい」が薄れた

その後、係長が変わった。

新しい係長が嫌いだったわけではない。

ただ、前の係長と比べると「この人のためになりたい」という気持ちが薄かった。


そして最終的に、僕は諭旨解雇になるようなことをしてしまう。

今思えば、頑張る理由がなくなっていたのかもしれない。

◾️僕は、自分のためより誰かのために頑張れるタイプだった

振り返ると、僕が崩れた時には、人と距離ができていたことが多い。

係長が変わった時、離婚した時、親友に縁を切られた時、先輩に無視されるようになった時。

どれも、人との関わりが離れていった時である。


仕事は、生きるためのお金を稼ぐためにやるものだ。

だけど大事なのは、お金だけじゃなくて人との関わりだと思う。

僕はたぶん、自分のためより誰かのための方が頑張れるタイプなのだ。

◾️人は変わるから続ける理由にはしない|でも人から受けるダメージは見る

ただ、その関わりは時間とともに変わっていく。

迷った末に「今はこの人が大事だから続ける」と答えを出しても、未来でその関係がどうなるかはわからない。

僕の場合も、係長が変わっただけで頑張る理由が薄れてしまった。


だから、いい人間関係は、仕事を続ける理由にしない方がいいと思っている。

(いい関係そのものは、もちろん大事なんだけどね)


一方で、パワハラや無視で眠れない、体に不調が出ているなら、それは「体と心」の問題だ。

第1章と同じで、仕事を辞めるかどうかより先に、まず休んだ方がいい。


転職した人が前の仕事を辞めた理由を見ても、「職場の人間関係が好ましくなかった」は男性で9.0%、女性で11.7%いる。(厚生労働省「令和6年雇用動向調査」)

人間関係で仕事を辞めたいと思うのは、珍しいことではないのだ。


第4章:仕事を辞めるべきか迷ったら、その理由が次の職場でも起きないか考える

仕事を辞める前に、もう1つだけ考えておきたいことがある。

その理由は今の会社についているものなのか、それとも自分についてくるものなのか、だ。

◾️金属加工を辞めた理由のうち、次の職場で起きなかったのは「社長」だけだった

第2章で書いた、金属加工を辞めた4つの理由を、その後の職場と比べてみる。

おじさん社員にキツく当たる社長と同じような人には、その後一度も会っていない。

「給料が安いんじゃないか」は、辞めてみたら逆だった。


一方で、仕事が自分に集中するのは、どの職場でも同じだった。

僕は仕事が速かったので、どこへ行っても誰よりもやっていたのだ。

(速いこと自体は、悪いことじゃないんだけどね)


会社についている理由は、辞めれば消える。

でも自分についてくる理由は、次の職場でも起きる。

◾️「本当に嫌なことは何か」「自分の言動のせいではないか」を考えておく

何が本当に嫌で、仕事を辞めたいのか。

それは、自分の言動のせいではないのか。

ここを考えておかないと、次の職場でも同じことになるかもしれない。


僕の場合、仕事が集中したのは、僕が速かったからでもある。

職場を変えても、自分が変わらなければ、同じことは起きるのだ。

◾️一番大事なもののために、どこまでなら嫌なことでもできるかを決めておく

もう1つは、優先順位をつけておくことだ。

何が一番大事で、そのためにどこまでなら嫌なことでもできるのか。

これが決まっていると、仕事を辞めるかどうかで迷う時間が短くなる。


僕は建設業で、日当が1万円から1万4千円まで上がっていた。

それでも、お金より体の方を取って辞めている。

一番大事なものがはっきりしていれば、その判断で後悔することは少ないと思う。

◾️パワハラはする方が悪い|それでも次でくり返さないために、自分を知っておく

最初に書いておくと、パワハラはする方が悪い。

それでも、Xでつながっている人の中には、職場を変えてもまたパワハラを受けた人が2人いる。

自信がなさすぎる態度を取っていると、相手がつけ込んで攻撃的になってしまうことはあるのだと思う。


研究でも、不安や落ち込みを感じやすい人ほど、職場でハラスメントを受けたと答えやすい傾向が報告されている。(Nielsen, Glasø & Einarsen, 2017)

ただ、心の不調があると後からいじめを受けやすくなり、いじめを受けると心の不調が増えるという、両方向の関係も見つかっている。(Nielsen & Einarsen, 2012)

どちらが先かは、言い切れないのだ。


だから、自分を責める必要はない。

次の職場で自分を守るために、断り方や境界線の引き方を知っておくのはいいと思う。

同じ業界には同じような人が集まっていることもあるので、業界ごと変えてみるのも一つの方法だ。


第5章:仕事を辞めるべきか続けるべきか、点数で見るシミュレーター

第1章から第3章の3つに「仕事そのもの」を足して、点数で見られるようにした。

体と心・安全・年収・仕事そのものを25点ずつ、合計100点で見る。

人間関係は、悪い時だけ点数を引く。


年収は、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」(令和7年)にある、都道府県・年齢・性別ごとの平均と比べている。

入力した内容は、どこにも送られない。(計算は、あなたのスマホやパソコンの中だけで終わる)

① あなたのこと

年収は、同じ都道府県・同じ年代・同じ性別の平均と比べる。入力した内容はどこにも送られない。

年収は、源泉徴収票の「支払金額」(額面・ボーナス込み)を入れてね。わからなければ空けておくと、平均並みとして計算する。

② 体と心(25点)

眠れない日(寝つけない・夜中に目が覚める)は?
休みの日も、仕事のことで頭がいっぱいになる?
体の不調(頭痛・胃痛・肌荒れなど)が、仕事のせいだと思う?

③ 安全(25点)

働く前に想像していた(説明されていた)より、危ない作業をさせられている?
安全の決まりが守られていない、守らなくていい空気がある?
ヒヤリとすることがあっても、何も変わらない?

④ 仕事そのもの(25点)

続けると身につくもの(技術・資格・経験)がある?
仕事が自分に集中しすぎている?
頑張りが評価されている(給料・任される役割・言葉)?

⑤ 人間関係(悪い時だけ点数を引く)

職場の人間関係は?
パワハラ・無視・嫌がらせを受けている?

※医学的な診断ではありません。点数の線は、ナマケ者の体験から決めた目安。
※年収の平均は、厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」の都道府県別・年齢別の数字(フルタイムで働く人・企業規模10人以上・全産業)から「毎月の給与×12+年間の賞与」で計算した。給与は2025年6月分、賞与は2024年の1年分。

点数の線は、僕の体験から決めた目安である。

点数が高くても低くても、最後に決めるのはあなただ。


第6章:仕事を辞めるべきか迷った時に、僕ならやる順番

点数を見ても迷いが残るなら、この順番で考えてみてほしい。

🦥 仕事を辞めるべきか迷った時の順番

① まず休んでみる
休んでも戻りたくないかを見る

▼

② 辞める理由を「会社」と「自分」に分ける
自分についてくる理由は、次の職場でも起きる(第4章)

▼

③ お金を計算する
月ではなく年で比べる。ボーナスの時期も見る

▼

④ 辞めると決めたら、手続きを先に調べる
失業保険・傷病手当金・言い出せない時の方法

一人で決められない時は、どの段階でも相談してみて。

◾️まず休んでみる|休んでも戻りたくないかを見る

有給休暇を使うのもいいし、体調が悪いなら休職という方法もある。

少し離れてみて、それでも戻りたくないなら、その気持ちは本物だと思う。

病気やケガで働けない時は、健康保険の傷病手当金を受け取れることがある。

◾️お金を計算する|辞めたあと何か月暮らせるか

辞めたあとの生活費が、失業保険や傷病手当金でどのくらいもつかは、別のシミュレーターで計算できる。

ボーナスの時期が近いなら、辞めるタイミングで受け取れる額が変わることもある。(僕は30万円が15万円に減った)

◾️辞めると決めたら、手続きを先に調べる

失業保険は、条件や手続きを知らないと受け取れないこともある。(僕はハローワークに3回行って、受け取れたのは1回だけだった)

会社に言い出せないなら、退職代行を使う方法もある。

◾️一人で決められない時は、相談してみる

労働局や労働基準監督署の中にある「総合労働相談コーナー」では、パワハラも含めた仕事の悩みを無料で相談できる。

心がしんどい時は、厚生労働省の「こころの耳」に、電話やメールで相談できる窓口がまとまっている。


あとがき:仕事を辞めるべきか続けるべきか、「続けてよかった」は最後までわからない

建設業の社長は、昔、金物屋を2回辞めたらしい。

今は生活が安定していて、「続けててよかった」と言っている。

だけど僕には、「自分にはこれしかない」と縛られているようにも見えるのだ。

途中で「続けてよかった」と感じても、未来で何があるかはわからない。

僕も、続けてよかったと思えた職場を、最後は諭旨解雇で去っている。

仕事ができない状態になるまで、本気で「続けててよかった」と思える時は来ないのかもしれない。


だから「あとで続けてよかったと思えるか」で決めるのは、難しいと思う。

見るのは「今日、続ける理由があるか」と「体と安全は守られているか」の2つでいい。

辞めた後悔は、辞めたあとに誰かの数字を聞いた時にやってくる。(僕の場合はボーナス70万円だった)


それでも、辞めた時の理由が本物なら、その選択はそれでよかったのだと思う。

最後に決めるのはあなただ。

迷っているなら、まずはシミュレーターで今日の点数を見てみてほしい。🦥

📋 仕事を辞めるべきか続けるべきか迷った時によくある質問

Q 仕事を辞めるべきか続けるべきか迷うのは甘えですか?
🦥
A. 甘えではないと筆者は考えています。 迷うのは、それだけ自分の働き方を真剣に考えているからです。転職した人が前の仕事を辞めた理由を見ても、職場の人間関係や労働条件はよくある理由です(厚生労働省「令和6年雇用動向調査」)。眠れない、体に不調が出ているといった状態なら、決める前にまず休むことを考えてみてください。
Q 仕事を辞めて後悔しないためには、何を確認すればいいですか?
🦥
A. 月の手取りだけでなく、ボーナスを入れた年収で比べてみてください。 筆者は月の手取りが5万円増える職場に移りましたが、ボーナスがなくなったため、年では約35万円減っていました。転職した人のうち、前の職場より給料が下がった人は29.4%います(厚生労働省「令和6年雇用動向調査」)。
Q 仕事を辞めても、次の職場で同じことにならないか不安です。
🦥
A. 辞める理由を「会社についているもの」と「自分についてくるもの」に分けてみてください。 筆者が金属加工を辞めた理由のうち、社長の態度はその後の職場では起きませんでしたが、仕事が自分に集中することはどの職場でも同じでした。自分についてくる理由は職場を変えても続きやすいので、辞める前に考えておくと、次の職場で同じことをくり返しにくくなります。
Q 人間関係がつらい時は、仕事を辞めるべきですか?
🦥
A. パワハラや無視で眠れない、体に不調が出ているなら、離れる準備を始めた方がいいと筆者は考えています。 一方で「この人がいるから続けたい」という理由は、相手が変わると消えてしまうことがあります。筆者は、いい関係は続ける理由にせず、つらい関係だけを判断に入れるようにしています。職場の悩みは、総合労働相談コーナーで無料で相談できます。最後に決めるのはあなたです。
Q 給料が安いかどうかは、どうやって判断すればいいですか?
🦥
A. 同じ都道府県・同じ年代・同じ性別の平均と比べるのが一つの目安です。 厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」には、都道府県・年齢・性別ごとの毎月の給与と年間の賞与の平均があります。この記事のシミュレーターは、その数字を使って年収を比べています。平均は年収の高い人に引っぱられて高めに出るので、少し下回っていても珍しくありません。
Q 迷ったまま仕事を続けても大丈夫ですか?
🦥
A. 体と安全が守られているなら、続けながら考えるのも一つの方法です。 筆者も、仕事を辞めようと思いながら続けた時期に、係長の役に立てたと思えることがありました。ただし、眠れない状態が続いていたり、働く前に聞いていなかった危険な作業をさせられていたりするなら、まず休むか相談することを考えてください。
Q 仕事を辞めるかどうか、占いで決めるのはありですか?
🦥
A. 決めるきっかけにするのはいいと思いますが、体・安全・お金の3つは自分の目で確かめてください。 誰かに背中を押してほしくなる気持ちは、筆者もよくわかります。ただ、占いは今の職場の危険や、自分の年収が同じ県・同じ年代の平均と比べてどうかまでは教えてくれません。点数で見たい時は、この記事のシミュレーターを使ってみてください。

📚 この記事で確認した資料

厚生労働省「令和6年雇用動向調査結果の概況」3 転職入職者の状況(前職を辞めた理由・賃金の変動)

厚生労働省「令和6年における労働災害発生状況(確定値)」

労働安全衛生法(第97条 申告)

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」(シミュレーターの年収は、e-Statの一般労働者・都道府県別 第1表から計算)

Nielsen, M. B., Glasø, L., & Einarsen, S. (2017). Exposure to workplace harassment and the Five Factor Model of personality: A meta-analysis. Personality and Individual Differences, 104, 195–206.

Nielsen, M. B., & Einarsen, S. (2012). Outcomes of exposure to workplace bullying: A meta-analytic review. Work & Stress, 26(4), 309–332.

厚生労働省「総合労働相談コーナーのご案内」

こころの耳「専門相談機関・相談窓口」

※2026年10月時点の情報。シミュレーターの結果は目安で、医学的な診断ではありません。


🦥 息抜きに ナマケ者が作ったもの(ゲーム・診断・ツール) 定時退社を目指す3Dゲーム、15問の過労度チェック、手元写真のぼかしアプリ。無料かどうか・登録がいるかも先に書いています。 ›

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