【実録】貯金をしない人の末路は自由に選択できない未来|僕が貯金しようと考えた理由

「貯金はしておいた方がいいよ」

そう言われても、正直ピンとこないことあると思う。


貯金した方がいい理由を調べても「老後に2000万円必要」みたいな、遠い未来のふわっとした話ばかり出てくる。


そんな話じゃなく10年以内に訪れるかもしれない末路の話をしようと思う。


貯金しない派だった僕が経験したのは、自分のことを自分で決められなくなる末路だった

☕️ この記事を読むと、こんな「気づき」が手に入ります
  • 「老後2000万円問題」のような遠い未来ではなく「明日トラブルが起きた時に人生の決定権を奪われないための現実的な貯金理由」が腑に落ちる。
  • 「稼ぎが増えればお金が貯まる」という幻想が消え、お金を減らしていた本当の原因(見栄や付き合う環境)に気づいて無駄な支出のブレーキが踏めるようになる。
  • 無理な我慢や節約術に縛られず「支出より収入が多ければ自然とお金が残る仕組み」に切り替えるためのリアルな視点が身につく。

この記事は「贅沢をやめて節約しろ」と説教するためのものではない。

貯金ゼロのせいで自分の結婚も住む家も自分で決められず、精神的に追い詰められて引きこもりまで経験した僕が「お金がないことで大切な人生の選択肢を奪われないための自衛手段」をリアルに伝えるために書いた。

高校卒業後すぐ一人暮らしを始め、給料は手取りは15万円ほど。


それでも2年経った頃には、口座残高は100万円。


ただ、この話には続きがある。


貯金をするつもりがなかった僕になにが起こったのか?


反面教師として読み進めてほしい。

もくじ(タップで開閉)


💸🔒【タップで開く】老後まで待たずに訪れる
貯金をしない人の「現実的すぎる末路」5選 破産しなくても「選ぶ権利」を奪われていく

「貯金がないと老後が悲惨」と言われても、何十年も先のことは実感が湧きにくい。だが、貯金をしない本当の怖さは、数ヶ月後や数年後にちょっとしたトラブルが起きた時、自分の人生の選択権をすべて失うことにある。
僕の実体験に入る前に、世間で頻発している「貯金ゼロの人が辿るリアルな末路」を見ておこう。

Case 1:リボ払いの自転車操業で「利息だけを払い続ける生活」

手取り20万円で毎月使い切っていたAさん。車の車検代が払えず「リボ払いなら毎月数千円で済む」と利用を開始。手軽さから家電や服もリボ払いにし、気づけば限度額いっぱいに。

💡 奪われた自由:稼いだお金を「過去の返済」に取られる未来

毎月支払っているお金の大半が「年利15%の手数料(利息)」に消え、元金が一向に減らない蟻地獄へ突入。新たな出費には対応できず、クレカの枠を埋めるためだけに働く生活から抜け出せなくなった。

Case 2:ブラック企業で身心が壊れても「辞められない地獄」

上司の理不尽なパワハラとサービス残業に苦しんでいたBさん。精神的に限界を迎えて心身に異常が出始めていたが、貯金が数十万円もなかった。

💡 奪われた自由:「逃げる権利」の喪失

「今仕事を辞めたら来月の家賃や光熱費が払えない」という恐怖から、退職届を出すことができない。貯金がないせいで、壊れると分かっているブラックな環境にしがみつき続けるしかなくなった。

Case 3:親の突然の病気・介護で「治療や施設を選べない」

親が突然脳梗塞で倒れ、入院と介護が必要になったCさん。実家にもまとまった蓄えがなく、自身も貯金ゼロ。「なんとかしてあげたい」という気持ちだけは人一倍あった。

💡 奪われた自由:大切な人を「助ける選択肢」の喪失

初期費用や施設入居費が出せず、望ましいケアや質の高い施設を選択できなかった。金銭的余裕のなさが親族間のトラブルに発展し、家族関係までギクシャクすることになった。

Case 4:賃貸の更新料や急な引越し費用が払えず「生活環境の悪化」

隣人の騒音トラブルに悩み、引っ越したいと強く願っていたDさん。だが、引越しに必要な初期費用(敷金・礼金・仲介手数料など数十万円)が工面できなかった。

💡 奪われた自由:「住む場所を変える権利」の喪失

2年ごとの更新料の支払いすらカツカツで、嫌な環境から逃げ出す手段がない。劣悪な住環境に耐え続けるしかなく、睡眠不足とストレスで体調を崩す結果になった。

Case 5:冠婚葬祭や誘いを断り続けた結果の「人間関係の自然消滅」

友人たちの結婚ラッシュが重なったEさん。ご祝儀の3万円や二次会の会費が出せず、「仕事が忙しい」と嘘をついて断り続けるようになった。

💡 奪われた自由:「人と対等に繋がる権利」の喪失

お金がない惨めさから友人からの連絡を避けるようになり、飲み会や旅行の誘いも自然と途絶えた。気づけば学生時代の親しい友人グループから完全に孤立していた。

第1章:貯金をしないとどんどん自由なお金が減っていく

あなたは昔の僕のように「貯金する必要なんてある?」と考えているかもしれない。


貯金がなくても毎月の給料で生活は回る。


僕は社会に出て10年以上それで生きてきた。

家賃も払えたし、ご飯も食べれた。


だけど問題は、予期しない出費がかかる時だ。

◾️貯金がないと、車が壊れた時にローンしか選べない

地方に住んでいると、通退勤に車を使うことが普通だ。


だが車はいつ壊れるかわからないし、仕事をするためには壊れた時点で買うしかない。


「来月まで我慢しよう」ができない。


その時貯金があれば現金で買えばいいが、なければローンを組むしかない。


つまり借金だ


僕は退職金を使って40万円くらいの中古車を買ったことがある。(この話は第8章で書く)


あの時はたまたま退職金が出たタイミングだったから借金をせず購入できたが、ローンを組んでいたらさらに生活が苦しくなっていただろう。

🚗💸 マイカーローン利息シミュレーター 貯金がないことで「余計に消えるお金」を可視化する
車両購入金額40 万円
10万円150万円300万円
ローン金利(実質年率)6.0 %
1.0% (銀行優遇)6.0% (中古車相場)12.0%
返済期間3 年(36回払い)
1年3年5年7年
毎月の返済目安
0 円
完済時の支払総額
0 円
⚠️ 一括で買えなかったことで失う「無駄な利息」
0 円
※現金一括ならこの金額を手元に残すことができていました

◾️冠婚葬祭はこちらの都合を待ってくれない

生きていれば必ず冠婚葬祭に出席する機会がある。


結婚式も葬式も「ボーナス時期にしよう」なんて決められない。


過去の僕のように「宵越しの銭は持たねぇ」なんて生活をしてると、出席できないか借りるかになる。


出席したくても出席できない

これも「自分で決められない」の一種だと思う。


ちなみに貯金をしてなかった僕は、高校の友人の結婚式のご祝儀に一万円だけ入れて参加したことがある。

友人の披露宴参列時のご祝儀割合
3万円 (約92%)
金額 割合の目安 状況・主な理由
3万円 約 90% 〜 95% 圧倒的多数派(料理+引き出物代+お祝い金の標準)
2万円 約 3% 〜 5% 学生・新卒層、または「ペア」の意味合いで包むケース
1万円 約 2% 〜 4% 極めて稀(通常は披露宴不参加・二次会のみの金額)
5万円以上 約 1% 〜 2% 主賓・乾杯の挨拶担当、特別な親友、幹事など

◾️病気や怪我の治療費は貯金がないと払えない

病気や怪我も、こちらの都合なんて考えてくれない。


いつなるか?いつ事故に遭うか?そんなことは誰にもわからない。


もしかすると勘違いしてる人がいるかもしれないので書くが、高額療養費制度というものがある。


あれは「払う額に上限がある」という話であって、出費がゼロになるわけじゃなく上限までは自分で払わなければいけない

病気や怪我をした時
貯金がある 制度を使って、自己負担分を自分で払える
貯金がない 保険に頼るか、治療を先延ばしにするか、借りるか

制度は味方だ。でも、その味方を使うにも手元のお金が要る。

しかも高額療養費制度の自己負担の上限は、2026年8月から引き上げが始まっている。

(金額は変わっていくので、気になる人は厚生労働省のページで確認してみて。▶︎厚生労働省:高額療養費制度のページ

直近5年以内の入院経験率(年代別)
※若年層でも「突発的な盲腸・結石・骨折・メンタル不調」等で一定数が入院
20代 約 7.0% (約14人に1人)
30代 約 10.0% (約10人に1人)
全年代平均 約 13.5%
1回の入院にかかる自己負担額 平均 約19.8万円
保険治療費 (約45%)
差額ベッド代 (約30%)
食事・雑費 (約25%)
※高額療養費制度を使っても、食事代(1食あたり自己負担)や差額ベッド代、日用品費は全額自己負担となるため、制度の枠組みに関係なく約15万〜20万円の手元現金が必要になる。
出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/厚生労働省「患者調査」

◾️貯金がないぶんを保険で埋めてお金が減る

保険は必要な仕組みだが、多くの場合は払った保険料より受け取る保険料の方が少なくなるものだ。


車両保険も学資保険も貯金さえしていれば本来必要ない。


だけど貯金がないと不安になり、自分に不必要な保険にも加入してしまう。


そうやって毎月の固定費が増えていき、保険料のせいでますます貯まらなくなる

保険が悪いのではなく、貯金がないと保険に頼るしか手がなくなる。

もし保険に入っているか今から加入しようと考えているなら、本当に自分に必要なものなのかはしっかり考えてほしい。

1万円払ったらいくら戻る?「期待値(還元率)」の現実
胴元の取り分(手数料・経費)を差し引いて、手元に戻る割合
種類 手元に戻る割合 胴元の取り分(手数料など)
パチンコ・スロット 約 80% 〜 85% 店舗利益・人件費など約15〜20%
競馬・競艇 約 70% 〜 75% 公営競技の控除率(国等の取り分)約25%
損害保険
(自動車・火災など)
64.1% 事業費で31.9%(2024年度・損保協会加盟31社)
宝くじ 約 45% 〜 46% 収益金(公共事業等)や経費で半分以上カット
生命保険・医療保険 公開されていない 手数料(付加保険料)を開示しているのは41社中1社だけ
💡 ここがポイント:
保険は「ギャンブルとは違う」と言われる。ただ払う側から見れば、手数料を引かれたぶん期待値がマイナスなのは同じだ。違うのは向きで、ギャンブルは当たりを狙って振れ幅を増やすために払い、保険は万一の振れ幅を減らすために払う。
つまり貯金があって自分で振れ幅を吸収できるなら、その手数料は払わなくて済むということ。貯金がないばかりに、本来は払わずに済んだ手数料を払い続けることになる。
ちなみにパチンコの出玉率は公表されているのに、生命保険や医療保険の手数料がいくらなのかは、41社のうち1社しか公開していない。(もちろんプラスになる人はいるが、宝くじだって1等が当たる人はいる)
出典:日本損害保険協会「令和6年度 損保決算概況」/ライフネット生命保険(付加保険料率の開示は生命保険41社中1社・2025年10月時点、同社調べ)

◾️貯金がない人ほどギャンブルに近づいてしまう

僕が貯金をしなかった理由の一つにパチンコがある。


お金がないから楽に増やしたいとパチンコに行き、結局減らす毎日だった。


あと「宝くじで一発逆転」なんて夢を見て、期待値の低いことばかり繰り返していた。


議論もあるみたいだが、お金の心配そのものが判断力を圧迫するという研究がある。


Science に載った「Poverty Impedes Cognitive Function」(Mani ら、2013年)という研究だ。ただし統計の扱いには批判が出ていて、それに対する反論もあるので、言い切ることはできない。


ただ、当時の自分を思い返すと「貯金がないときはIQ下がってたんだろうな」という感じはする。

▶︎パチンコを卒業する方法(1000万溶かした話)

貯金は我慢するためにするんじゃなくて、予定外のことが起きた時に自由に選択できるための備え。

今の僕が言えるのは「給料を全部使い切るより収入の2割でも貯金しておけば自由に近づける」ということ。


生きたいように生きればいい。


全部を我慢しろという話じゃなくて、未来の自分のために可能性を残してあげておいてほしいという話だ。

「金がない人ほどギャンブルをする」は本当か?
心理学・行動経済学で交わされている2つの視点
肯定派の視点
(金欠がギャンブルを呼ぶ)
反対派・慎重派の視点
(因果関係は逆・別の要因)
① 脳のキャパシティ低下 目先のお金の不安に頭が奪われ、長期的な損得計算ができなくなる。(トンネリング効果) ① 鶏と卵(原因の逆転) お金がないから始めたのではなく、衝動的な性格やギャンブルが原因で金が尽きたのではという指摘。
② 一発逆転バイアス 追い詰められた人間ほど、冷静な判断を失いハイリスクな賭けで挽回しようとする。(プロスペクト理論) ② 富裕層の依存症例 貯金が億単位である経営者や高所得者でもカジノや投機で破滅する例があり、残高の多寡だけでは語れない。
③ 手軽な現実逃避 旅行や大きな趣味を持てない環境で、手元の小銭で即座に刺激を得られる娯楽に依存しやすい。 ③ 実験の再現性への疑問 「貧困=認知機能低下」を示した実験には、追試で条件の差や生活習慣の影響を指摘する反論もある。
当事者としての実感:
学術的な決着はついていないが、口座残高ゼロでパチンコ屋に通っていた身としては「コツコツ働いても手取り15万じゃ追いつかない」という焦りが判断力を麻痺させていたのは紛れもない事実だった。

第2章:貯金をしないと自分で決められない末路を迎える

ここからは、貯金をしなかった僕の身に実際に起きたことを書く。


第1章が「誰にでも起きる末路」だとしたら、ここは僕が実際に経験した末路の話になる。

◾️貯金がないから結婚式の費用を出せなかった

僕はしれっとバツイチだ。


元嫁とは3ヶ月付き合って結婚することになったが、お互い貯金がなかったので「結婚式はしなくていい」と思っていた。


でも相手のご両親が「一生に一度だから」と言って、費用を出してくれた。


貯金がないので賃貸でいいと思ってたが「家はあった方がいいよ」という相手のご両親の考えを受け入れ、相手の実家の近くで売りに出ていた中古物件を800万円で購入。


もちろん貯金がないのでローンだ


家が古くてリフォームが必要になり、その費用も相手のご両親が出してくれた。


ありがたい話だと思っている。


ただ同時に、お金を出してもらったせいでその後の選択を自分たちでできなくなった


住む家をどう直すかも口を出してないし、夫婦で決めたいことでも全て決められた。

なぜ「お金を出してもらう」と選択肢を奪われるのか?
感謝が「決定権の放棄」にすり替わる3段階の心理・社会構造
STEP 1 資金援助の発生(助け舟)

自分たちに貯金がないため、結婚式・家・リフォーム代などを親や義実家に出してもらう。この時点では「ありがたい」という純粋な感謝しかない。

STEP 2 心理的負債と権力勾配(リソース理論)

お金を出した側は「失敗させたくない・口を出す権利がある」と無意識に考え、受けた側は「お金を出してもらっている手前、反論できない」という遠慮(心理的負債)を抱える。

STEP 3 決定権の完全喪失(主導権の逆転)

住む場所、内装、生活様式、夫婦間の話し合いに至るまで相手側の基準で進むようになり、自分たちの人生なのに自分たちで決められなくなる。

出資した側(親・義実家)の発言力:約80% 出資された側の発言力:約20%
家族社会学の「リソース理論」が示す通り、家庭内の発言力は持ち寄る資金力に大きく左右される。悪意がなくても、お金を出した瞬間にパワーバランスは不可逆的に傾く。

◾️住宅ローンを組んでも損はしなかった

選択の自由を奪われた感覚や元嫁がマウントを取り始めたこともあり、その結婚生活は1年で終わった。


元嫁は実家に帰るとのことで一人で家を持っていても仕方がないので売却することに。


リフォーム代を考えると200万円くらいマイナスだった。


でもリフォーム代は自分で出していないので、家に関しては僕自身の金銭的ダメージはゼロ。(住宅ローン返済した残りは義両親へ返却)


金銭的には損はしなかったが、その代償に大きなストレスを抱えた。


たらればは好きではないが、もし収入の2割ずつでも貯金しておけば離婚という選択をしなかったかもしれないし、精神的に追い込まれることもなかったように思う。

▶︎家を買おうと考えてる人に読んでほしい記事

末路とは、これのことだと思う

破産したわけじゃない。差し押さえられたわけでもない。
ただ自分のことを、自分で決められなくなった。

貯金をしないというのは、選ぶ側にいる権利を放棄するということ。

第3章:貯金がないまま収入が止まり半年で尽きた話

淡々と書いたが、当時の僕は結構なストレスを抱えていた。


だが悪いことは続くもので、離婚のあとにいろいろなことが立て続けに起きた。


細かく書くのはやめておくが、人間関係が続けざまに壊れる時期というのが人生には一度くらいあるらしい。


そのストレスで会社で問題を起こし諭旨解雇になる。


精神的に追い詰められて、ご飯を食べるのも何をするのも嫌になり、半年間なにもせずに引きこもってしまう。


収入がゼロで、貯金といっても退職金で得た数十万円。

減っていく一方の口座を、毎日見ないようにして過ごしていた。

◾️貯金がないのに失業手当すら受け取りに行けなかった

失業手当そのものは貯金の話ではないけど、ここまで追い込まれたのは貯金をしてこなかったからだと思っている。


仕事を辞めたら失業手当を受け取るべきだったし、もらえる状況でもあった。


そのもしものためにお金を払ってきたが、それすらしんどくてできなかった。


書類を用意して窓口に行き、説明して手続きを受けて...。

毎月決まった回数職業相談に行かないといけない。


あの時の僕には、そんなふうに動くのが無理だった。

しんどくて動けない人ほど、もらえるはずのお金を受け取りに行けない。
あの時の僕に必要だったのは節約術より、手続きを代わりにやってくれる誰かだったのかもしれない。

もし似た状態で動けなくなっている人がいるなら、この2本を置いておく。


当時の自分に読ませたかったものだ。

▶︎傷病手当金は退職後ももらえる?申請条件と注意点

▶︎傷病手当金1年半の過ごし方|罪悪感を減らす休養フェーズ

動けないのは怠慢じゃない。「脳のブレーカー」が落ちているだけ
限界まで消耗した心と体は、これ以上の負荷を防ぐためにフリーズする。もしもの時のために、回復のために使える仕組みを整理しておこう。
今の状態 脳の中で起きていること 回復に向けた次の手
体が動かない
布団から出られない
極度のストレスから心を守る「緊急停止」。気合で起きるのは構造上不可能。 まずは休むことを最優先
「動けない自分」を責めない。体力の底打ちを待つ。
書類が読めない
手続きが怖い
前頭葉の認知リソースが枯渇。複雑なルールの理解や対人折衝が拒絶される。 自分だけでやろうとしない
家族、支援窓口、社労士や代行サービスに頼る。
貯金が減り続け
焦りだけが募る
金銭不安によるトンネルビジョン。焦って無理に働き、再クラッシュする危険。 公的制度で生活費を確保
傷病手当金や失業手当を使い「お金の減らない時間」を作る。
制度は前に進むためのガソリン:
傷病手当金や失業手当は後ろめたい施しではなく、これまで保険料を払って備えてきた当然の権利だ。動けないときは無理をせず、頼れる人や仕組みの力を借りて生活基盤を立て直すことから始めてほしい。

◾️貯金が尽きかけた僕を動かしたのは2000円だった

引きこもって半年経った頃「もうお金が尽きる」という状況まで追い込まれていた


そんな時に、地元の消防団の行事に参加すれば2,000円もらえると聞く。


まだ回復したとは言えない状態で「他人は全員敵だ」って考えが抜けてなかったけど、その2,000円のために動くことにした。


消防団には従兄弟が所属していて、現状を聞かれたので素直に話す。


すると「俺が働いてるとこ来るか?」という流れになり、金物屋に就職することになる。


もし貯金があったら、僕はあの日家から出ていなかったかもしれない。


そう考えると笑い話みたいだけど、あの時の焦りは今でもはっきり覚えている。

【画像】貯金がなく選択肢を失った人の末路:精神的に限界を迎え、食事も喉を通らず薄暗い部屋で引きこもっていた当時の過酷な実体験を描いたイラスト

第4章:貯金をしない人が借金から自己破産に行くこともある

ここまで書いてきたのは全部「破産しなかった僕」の話だ。


だけど「貯金がなくても破産はしない」と言い切ってしまうと嘘になるので、僕の知り合いの貯金しなかった人の末路も伝えようと思う。

◾️貯金がないまま借金してまで飲みに出ていた人

僕は成人式で友人と再会し、飲みに出るようになった。


これも貯金ができなかった原因の一つだ。


そんな中で知り合った人に、借金をしてまで飲みに出ていた人がいた。


本人は「借金して飲みに出てる」なんて一言も言わなかったが、急に見かけなくなったから連絡してみると「借金返すために飲みに出れない」と言った。


カードで作った借金は親に立て替えてもらい、その代わりに「夜は家から出るな」と言われたらしい。


僕と同じで、選択の自由を失う末路をたどった


あとで書くが、僕は「稼ぐ量の違う相手に合わせて」貯金を使い果たしている。


「余裕がありそうに見える人」も、貯金もせず無理をしているかもしれない。

「借金する人」と「自己破産する人」の現実
本当に怖いのは極端な破産ではなく、99%が陥る「選択肢を奪われた生活」
成人の借入利用割合(各種ローン・リボ払い等) 約 30% 〜 35% (約3人に1人)
※無担保ローン(消費者金融・カードローン)単体でも成人のおよそ10人に1人が利用中。
借金をしている人の「年間」の結末内訳
返済しながら生活を継続(約 99.2%)
破産しない大多数(約99.2%)
生活費を切り詰め、借金返済のために働く。派手な破滅はないが「自由に行動する選択肢」を奪われ続ける。
年間の自己破産(約0.8%)
年間約8万件。借金利用者のうち1年で破産まで行くのは130人に1人程度の極めて稀なケース。
末路の本当の正体:
自己破産は滅多に起きない。だからこそ恐ろしいのは破産ではなく「破産しないまま、毎月の返済に追われて嫌な仕事を辞められず、自由を奪われ続ける99%の生活」が何年もダラダラと続くことだ。

◾️20代の42.1%は貯金をしていない

貯金をしない人と貯金ができない人がいると思う。


ただ貯金がない割合を調査した数字があるので見てみてほしい。


まず、貯金していない人は特別じゃない。

20代・単身世帯の金融資産 割合
金融資産を保有していない 42.1%
100万円未満 22.6%
100〜200万円未満 11.5%

20代の貯金の平均は176万円だが、実態に近いとされる中央値は20万円くらいらしい。


手取りのうちまったく貯蓄に回さなかった人は31.8%いる。(出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和4年」)


ただしそこから先に行く人もいる。


最高裁判所の司法統計によると、2025年の個人の自己破産の申立は83,100件。(速報値)

3年連続で増えていて8万件台になったのは13年ぶりらしい。


ちなみに過去30年のピークは2003年の242,849件で、消費者金融の多重債務が社会問題になっていた頃だ。


自己破産すると制限がつくので、こういう末路を辿らないためにも貯金できるならしておいた方がいいかもしれない。

日本人のリアルな貯金額「中央値」と資産分布
一部の富豪に引っ張られる「平均値」ではなく、実態を表す「真ん中の人(中央値)」の現実
年代別の金融資産「中央値」(単身世帯・金融資産非保有含む)
20代 約 9〜20 万円
30代 約 75〜100 万円
40代 約 50〜100 万円
50代 約 100〜130 万円
20代・単身世帯の資産ピラミッド(保有割合)
20代
単身
貯蓄ゼロ(非保有) 42.1%
100万円未満 22.6%
100万〜200万円未満 11.5%
200万円以上 23.8%
データから見える真実:
20代単身の平均値は約170万円前後と報じられるが、実態は「4割以上が貯金ゼロ」「6割以上が100万円未満」だ。真ん中の順位にいる人のリアルな資産は十数万円程度に過ぎず、メディアの「平均値」に惑わされないでほしい。
出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯調査)」

※ここから先は僕が貯金ゼロの10年をどう過ごしたかの話

ここまでが、貯金をしない人間に起きた末路だ。


老後2,000万円なんて話よりは、選択の自由を失うって方がリアルに想像できると思う。


ここから先は、どうやってそこに行き着いたのかという話になるから、貯金をしない人の末路だけ知りたかった人はここで閉じてもらってもいい。

◾️貯金をしなかった僕の年表

僕は元々「自分がいつまで生きてるかわからないし貯金なんてしなくていいや」という考えだった。


まずはそんな考えの僕の貯金の推移を表にザックリまとめたので見てみてほしい。

時期 手取り 貯金 何があったか
18〜20歳 15万 100万 友達と疎遠・車なし・物欲なし
21歳 15万 0 成人式で再会した友人に合わせて飲みに出た
〜24歳 15万 0 相変わらず飲みに出る(一度上げた生活水準が戻らない)
24歳〜 20万 ほぼ0 退職し派遣へ。退職金で中古車購入。パチンコを始める
〜27歳 20万 ほぼ0 パチンコはやめた。彼女との生活費は全額負担
28歳〜 25万 ほぼ0 転職し稼ぎが増えたが、彼女と別れパチンコ再会
29歳 25万 0 必要出費は義実家負担。家のローン800万
30歳〜 0 尽きかけ 離婚・退職後に半年引きこもり。失業手当も申請できず
金物屋 70万 収入が途切れる恐怖を知り貯金をするようになり一年で70万円

※金額はどれも記憶ベースなので「だいたいこのくらい」だと思って読んでほしい。


この表で見てほしいのは、最初と最後だ。


貯金しようと考えなくても、出費がなければお金は貯まる。


貯金しようと思えば、固定費を削り仕組みを作ればお金は貯まる。

【画像】貯金によって自由な選択肢を手に入れた未来:陽の光が差し込む落ち着いた部屋で、テーブルの上に置かれた貯金(硬貨や紙幣)と「SAVINGS!」のメモを前に穏やかな笑みを浮かべるナマケモノのイラスト

第5章:貯金をする気がなくても2年で100万円貯まっていた

僕は高校卒業後すぐ一人暮らしを始め、手取り約15万円の工場で働いていた。(ボーナスは2年目には年間60万円はあったと思う)


免許は持っていたが自転車で5分の場所で働いていたので車は買わず、友達とも疎遠で遊びに出ることもほぼなかった。


「貯金をしたほうがいい」なんて考えてもいなかった。ただ、お金を使うことがないから口座残高が増えていく、という状態だっただけだ。


就職して2年経った頃には、口座残高は100万円超え。


このあと貯金はゼロになるが、もし貯金をしたいと考えているなら「お金は使えば減る」という当たり前の現実を思い出してほしい。

「収入を増やす」より先に「底を塞ぐ」べき理由 どれだけ稼いでも、穴が空いていれば手元には1円も残らない
状態:底からお金が流出中
手元の貯金:0 万円
⚠️ 穴が空いた状態(貯金ができない時):
上からいくら給料を注ぎ込んでも、リボ払い・見栄のローン・不用意な固定費という「底の穴」からそのまま流れ出ていき、口座残高は常にゼロのまま。

第6章:稼ぎの多い友人に合わせた日から貯金が減る生活

出費がないので2年で100万円以上貯金があった僕も、成人式を迎える。


そこで中学時代に仲が良かった友人と再会し、そこから飲みに出るように。


その友人は交替勤務で残業も多く、20歳で手取り25万円くらい稼いでいたらしい。


僕は定時で帰り休日出勤もない。(残業が嫌なので意地でも定時内に終わらせてた)


税金が引かれるようになり、多少の賃上げがあったが手取りは変わらず15万円程度。

学歴別・新卒の初任給と「リアルな手取り」相場
額面金額と、税金・社会保険料が引かれた後に実際に口座へ振り込まれる金額
学歴区分 額面(月給) 手取り(概算) 天引き額
大学院卒(修士) 約 25万 〜 27万円 約 20万 〜 21.5万円 約 5万〜5.5万円
大学卒 約 23万 〜 24万円 約 18.5万 〜 19.5万円 約 4.5万円
高専・短大・専門卒 約 20万 〜 21.5万円 約 16万 〜 17.5万円 約 4万円
高校卒 約 19万 〜 20万円 約 15.5万 〜 16.5万円 約 3.5万円
⚠️ 新卒が直面する「2年目の手取り減」トラップ:
1年目は前年の収入がないため「住民税」が引かれない。しかし2年目の6月から毎月約1万円前後の住民税が引かれ始めるため、昇給が少ないと「1年目より手取りが減る」現象が起きる。1年目からギリギリの生活をしていると、2年目に家計が急激に苦しくなる原因になるので注意してほしい。

◾️手取り15万で手取り25万の生活に合わせてしまった

稼ぎの違う相手に合わせてお金を使っていると、貯金はみるみる減っていく


当時は「未来はどうなるかわからないから今を生きる」なんて言い訳をしていた。


そして100万円以上あった貯金は、1年でゼロになった。


友人が悪いわけじゃない。


合わせると決めたのは僕で、しかも「合わせている」という自覚すらなかった。

【画像】貯金をしない人の末路と現実:教室の黒板の前でスーツを着たナマケモノの先生が「お金は使ったら減るんよ(当たり前の話だが。)」と指示棒で指し示す、シンプルかつ残酷なお金の真理を描いたイラスト

第7章:一度上げた生活水準は戻らず貯金ゼロが続く日々

貯金がゼロになってからは、給料だけではカツカツの生活。


ボーナスが入っても、気づけば飲みで消えていく。


貯金ができない典型的なパターンへの入会である。


一度上げた生活水準は戻せるわけもない。


友人に合わせて給料を使い切る生活24歳まで続けた。


不思議なもので、その状態が普通になると危機感なんてものはない。

生活水準の不可逆性(ラチェット効果) 上がるのは一瞬、下げるのは「2倍以上の苦痛」が伴う仕組み
🚲
🚫 歯止め
LV 1
質素・自炊
LV 2
外食・コンビニ
LV 3
家賃増・車保有
現在の生活レベルと心理状態
LV 1:質素な生活(自炊中心・固定費最安)
⚙️ ラチェット効果

経済学者デューゼンベリーが提唱。自転車のギア(ラチェット)のように、消費水準は「上に進むが、逆方向にはロックがかかって戻らない」現象。収入が減っても支出を落とせず、借金や貯金の取り崩しで維持しようとする。

🏃 快楽適応の罠

良い部屋や外食による高揚感は、脳が刺激に慣れるため2〜3ヶ月で「単なる普通」に薄れる。幸福感は増えないのに、元の水準に戻そうとすると「損をしたような強烈な苦痛(損失回避バイアス)」が襲う。

ブログでの着眼点:
「給料が増えたら貯金すればいい」という考えが破綻するのは、人間の脳にこの不可逆ブレーキが組み込まれているからだ。一度上げてしまった家賃や車、毎日の小さな贅沢は、意思の力だけでは削れない。「最初から水準を上げないこと」こそが最も確実な防御策。

第8章:手取りが25万に増えても貯金はできなかった

ギリギリの生活を続けていた僕だが、他の経験をしたくなったのと給料の安さもあって、高卒で入った金属加工の会社を辞めた。(このあいだに足場鳶を1週間だけ経験している。その話はこっちに書いた)


そのあと従兄弟の紹介で派遣に登録し、月の手取りが20万円ちょっとの職場で働くことになる。


幸いなことに退職金が80万円ほどあったので、40万円の中古車を購入。


そして派遣先の職場で保育園時代からの友人と再会することになる。

◾️パチンカスへの目覚めと増えない貯金

仕事を変えたからか、飲みに出る機会は自然と減った。


そして職場で再会した友人と過ごす時間が増えてくる。


僕はパチンコをほぼしたことがなかったが、その友人は元パチプロをしていたと言い稼げた話ばかりしてくる。


貯金のない人間が稼げる話に興味を持たないわけがない


そこから僕のパチンカス生活は始まった。


給料が入れば1ヶ月分の食材をまとめ買いし、支払いに必要な分は別口座に移して、残りは全部パチンコに注ぎ込む生活


貯金なんてできるわけもなく、パチンコのために仕事をする日々が続いた。


この話を掘ると長くなるので、詳しくはパチンコを卒業した話のほうで。

パチンコ・パチスロ遊技人口の推移(2000年〜)
最盛期の約3,000万人(1995年頃)から激減し、現在は約3分の1へ
2000年2,020 万人
2005年1,710 万人
2010年1,670 万人
2015年1,070 万人
2020年(コロナ禍)710 万人
直近公表値(最新調査)690 万人
📉 人口減少と「高支出化」の背景:
2000年時点では2,000万人を超えていた参加人口は、規制強化やスマホゲーム等の台頭、コロナ禍を経て約3分の1(約690万人)まで落ち込んだ。ライト層が抜けた結果「残った少数のヘビーユーザーが多額のお金を注ぎ込んで市場を支える構造(1人あたりの負担増)」が進んでいると考えられる。(スマスロの出現で遊戯人口が増えている可能性あり)
出典:公益財団法人日本生産性本部「レジャー白書」各年版

◾️彼女との同棲とそれでも貯まらない貯金

そんなパチンカス生活を数年続けた頃に、彼女と同棲することになった。


パチンコには行かなくなった。(一時的に)

彼女と一緒にいる時間の方が自分にとって大切だと感じたから。


彼女の稼ぎの問題もあり生活費は僕が全て払い、貯金はできないながらも幸せな生活を送る。


ただ、幸せではあるが余裕がない

結婚や将来のことを考えていたので「もっと余裕を作りたい」と、手取り25万円くらいの派遣先に転職。


月の収入は増えた。

だけど貯金は増えなかった。


収入が上がれば比例して生活水準も上がり、ちょこっと贅沢できるようになっただけ。


どれだけ収入を増やそうと、支出が増えれば貯金なんてできない。


穴の空いたバケツにどれだけ水を入れようと、結局水が貯まらないのと同じだ。

貯金ゼロでも幸せに暮らせる。ただし「平時」に限る
エリザベス・ダン教授らの幸福学研究から見る「日常」と「有事」の境界線
平時(何もない日常)
【実感】貯金ゼロでも十分に幸せ
有事(突発的なトラブル)
【現実】選択肢を失い崩壊する
🌿 人との繋がりと小さな体験 家族や友人との会話、自炊の美味しさ。幸福度を決めるのは残高ではなく「体験」なので心は満たされる。 🚨 病気・失業・急な出費 予期せぬ怪我や会社の都合による退職など、まとまったお金が必要になった瞬間に防ぎようがなくなる。
☕ 今ここにある暮らし 日々の給料で支出が回っている限り、ストレスなく自分のペースで笑って過ごすことができる。 ⚠️ 選択の自由を奪われる 嫌な仕事を辞められない、頼りたくない人に頭を下げる、高利の借金をするなど、自分の人生を選べなくなる。
結論:貯金がなくても幸せは感じられる 結論:ただし「薄氷の上の幸せ」に過ぎない
💡 貯金の本当の目的:
貯金は贅沢をするためのものではない。「今ある小さな幸せや穏やかな日常を、理不尽なトラブルから守るための防壁」だ。

第9章:お金が減る怖さを知ったら1年で70万円貯まった

時系列が少し前後するが、この同棲していた彼女と別れた数年後に第2章の元嫁と出会って結婚し、1年で離婚し家を売却することになる。


ここからは、その離婚と諭旨解雇の直後の話だ。


半年の引きこもり生活後、従兄弟に紹介された建設業(金物屋)で働く。


引きこもりを経験した僕は、収入がないのにお金が減っていく不安を知ってしまった。


だから「宵越しの銭は持たねぇ」なんて考えは捨てたし、貯金をしておく大切さを身を持って経験した。


リベ大との出会いもあったが、あれは偶然ではなく「貯金をしよう」とお金に興味を持ったから出会ったんだと思う。


正直リベ大で学んで生かせていることって、ブログを始めたくらいだ。


固定費は抑えていたし、今を生きるつもりだったから保険にも加入しなかった。


でも学びになることはあると思うので、リベ大を知らなかった人はいくつか動画を見るだけでもしてみてほしい。

▶︎リベ大の話はこちらの記事

【画像】貯金をしない人の末路と現実:薄暗い部屋の古びたソファで、マグカップを抱えたナマケモノが「経験してみないと分からないだろうけど、お金が消えていくのは本当につらいよ。」と語る実体験の切実さを表したイラスト

第10章:貯金をしない生活から抜けるにはどうすればよかったのか

僕は貯金の専門家でもなんでもないので「この方法がいいですよ」と胸を張って勧められるものは何もない。


ただ貯金をしない末路を経験した当事者として、言えることだけ書いておく。

当時の自分に言うとしたら

お金は「性格」じゃなくて「環境」で減る。
だから貯金したいなら、意志より環境を変えるべきだと思う。

・浪費する人と付き合わない。それぞれ稼ぎが違うし、人の目を気にして散財してもいいことない

・無駄におごらない。自分が楽しんだなら自分でお金を払えばいい(僕は手元にお金があるとおごってた)

・一攫千金を狙わない。どうせ胴元が稼げるようになってる

・「今を生きる」は、考えないための言い訳だった

・「お金は使ったら減る」としっかり理解する

・未来の自分へ優しくする意識を持つ

・収入が増えた時こそ、意識しないと生活水準が上がり続ける

・給料日に決まった額か割合を別の口座へ移しておく。

「収入が増えれば解決する」と考える人は多いと思う。


だけど僕は収入が増えても、そのぶん支出も増え続けて貯金できなかった。


意識の問題もあるけど、関わる人と環境が変わったから貯金できるようになったんだと思う。

💰 貯金をしない人の末路:よくある質問

Q 貯金をしない人の末路はどうなりますか?
🦥
A. 多くの場合、破産ではなく「選択肢がなくなること」です。 車が壊れた、冠婚葬祭が入った、病気になった。そうした予定外の出費が来た時に「借りる」以外の手が使えなくなります。筆者の場合は自分の結婚式の費用も、住む家のリフォーム代も自分では出せませんでした。差し押さえのような派手なことは起きませんが、自分のことを自分で決められない状態が続きます。
Q 貯金がなくても、収入があれば大丈夫では?
🦥
A. 収入が続いているあいだは大丈夫です。問題は止まった時です。 筆者は諭旨解雇のあと半年ほど働けない状態になり、退職金があったにもかかわらず尽きかけました。しかも精神的に消耗していると、もらえるはずの失業手当を申請しに行くことすらできなくなります。収入は自分の意思だけでは守れないので、止まった時に何日もつかが実質的な余力になります。
Q なぜ収入が増えたのに貯金できなかったのですか?
🦥
A. 増えた分がそのまま生活費に吸われたからです。 筆者は手取り15万円から25万円まで増やしましたが、貯金はほぼゼロのままでした。収入が上がると、意識しないかぎり生活の水準が先に上がります。しかも一度上げた生活水準は簡単には戻りません。「稼げば解決する」と考えていましたが、少なくとも筆者の場合はそうなりませんでした。
Q 20代で貯金がないのは普通ですか?
🦥
A. 珍しくありません。20代の単身世帯では42.1%が金融資産を保有していません。 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和4年」によると、20代単身世帯の金融資産の平均は176万円ですが、より実態に近いとされる中央値は20万円です。手取りのうちまったく貯蓄に回さなかった人も31.8%います。特別だらしないわけではない、というのは知っておいていいと思います。
Q 貯金ができないのは性格の問題ですか?
🦥
A. 筆者の場合は、性格よりも環境で決まっていました。 貯めようと思っていなかった18歳の頃に2年で100万円貯まり、成人式で稼ぎの多い友人と再会して飲みに出るようになった1年でゼロになりました。使う相手がいなかったから貯まり、合わせる相手ができたから消えた、という順番です。意志の強さではなく「誰と過ごすか」の影響が大きかったと感じています。
Q 貯金がないと自己破産することもありますか?
🦥
A. 貯金がないこと自体は破産に直結しませんが、借金が挟まると話が変わります。 最高裁判所の司法統計によると、2025年の個人の自己破産の申立は83,100件(速報値)で、3年連続の増加、8万件台は13年ぶりです。筆者の知り合いにも、飲みに出るために借金を重ねて親に立て替えてもらった人がいます。貯金がないと、足りない分を借りて埋めるという選択に近づきやすくなります。
Q 働けなくなった時に使える制度はありますか?
🦥
A. 傷病手当金や失業手当など、申請すれば受け取れる制度があります。 ただし筆者は諭旨解雇のあと、消耗しきっていて失業手当の申請にすら行けませんでした。しんどくて動けない人ほど、もらえるはずのお金を取りに行けなくなります。動けるうちに何が使えるか把握しておくか、誰かに手続きを手伝ってもらうのが現実的です。当ブログでは傷病手当金は退職後ももらえるか傷病手当金1年半の過ごし方を書いています。

あとがき:末路と書いたけど、僕の人生はまだ続いている

貯金をしない人の末路というタイトルをつけたけど、僕の人生はまだ続いている。


僕は貯金の大切さに気づいたというより、自分の人生なのに自由に選択できない歯痒さと、お金が減る怖さを経験した。


もしあなたが、昔の僕みたいに貯金なんて要らないと思っているなら、無理に変えなくていいと思う。


ただ、僕と同じ経験をすることになるかもしれない。


自由に選べるものが何もなくて、稼ぎが止まったあとはお金がただ減っていくだけ。あの感覚は、なかなか最悪だ。


あの感覚を老後にまた味わうくらいなら、少しでも備えておきたいと僕は思う。


もしこの記事を読んで「自分はそんな経験したくない」と思ったなら、固定費を見直して浮いたお金を貯金するくらいから始めてみて。


小さなことだけど、それだけであの不安を味わう可能性は小さくなると思う🦥

🦥
「貯金をしないんじゃなくできない」って人もいると思う。でも単純な話で、支出より収入の方が多ければお金は自然と貯まる。言い訳してても現実は変わらないから、どこに問題があってどう動くべきかを考えてみて。

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ナマケ者

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ゆる哲学の布教者/個人事業主

5歳で父を過労死で亡くし、HSP気質のまま働き続けた結果、ストレスが限界を超えて諭旨解雇。半年の引きこもりを経て今に至ります。毎日通っていたパチンコは7年近く行っていません。統計や法律は一次資料で確認して書いています。

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